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製品・IT
テレニシ IT点呼キーパーがサンコーテクノのアルコール検知器と連携
2020年12月31日
テレニシ(辻野秀信社長、大阪市中央区)はこのほど、貨物・旅客事業者向けの総合クラウド点呼システム「IT点呼キーパー」が、新たにサンコーテクノ(洞下英人社長、 千葉県流山市)のアルコール検知器「ST︱3000」と連携を開始すると発表した。
サンコーテクノ社製呼気アルコール検知器(STー3000)は燃料電池式を採用しており、呼気に含まれるアルコール以外のガスには反応しにくいなど精度の高いアルコール検知能力を有している。また、災害時(停電など)に電池での駆動が可能、プリンター搭載により印字での管理も可能などの特徴を有しており、国内規格に対応している製品としてアルコール検知器協議会に認定(認定番号JB10001ー10)されている。
IT点呼キーパーは導入実績が500社を超え、利用拠点は現在約2500拠点。月額費用が1拠点1万円で、導入まで最短2週間という点も魅力だ。人手不足が慢性化しているトラック運送業界だからこそ、これまでの業務を見直すという観点からも、IT点呼の導入はその第一歩と言えるのではないだろうか。
IT点呼キーパーは、これまでフィガロ技研製のアルコール検知器および東洋マーク製作所製のアルコール検知器(2社3機種)を利用することが可能だったが、ここにサンコーテクノのアルコール検知器(STー3000)が加わることで、顧客の選択肢が3社4機種に広がり、より顧客のニーズに合ったアルコール検知器を選ぶことが可能となった。
テレニシは、「IT点呼キーパー」の開発・販売を通じて、飲酒運転の防止やドライバーの健康状態の把握など、安全運転のための点呼システムの訴求とより一層の実務の効率化に応えるべく、今後ともより良い製品の提供に向けて開発の強化に努めていく。
◎関連リンク→ テレニシ株式会社
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