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    日本ユニシス ドラレコ活用し安全・エコ運転を支援

    2009年12月15日

     
     
     

     日本ユニシスは、ドラレコを活用した安全運転・エコ運転支援サービス「無事故プログラムDR(ドライブレコーダー)」を提供している。
     初期導入費用なし、1台あたりの月額費用は2980円という「業界最低価格」(同社)で運送事業者への普及をめざす。


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     同サービスで用いられる車載端末にはGPSと携帯通信が搭載されており、リアルタイムで車両の位置や運行状況を把握することが可能。事故や危険度の高い運転があった際は、管理者へメールで通知される。
     ドライブレコーダーとしての記録映像は、配送終了後にSDカードから読み込む。「危ない運転でなければ録らない」(八田泰秀サービスインダストリ事業部長=写真左)のも同サービスの特徴で、Gセンサーを活用した波形分析を行い、段差や坂道の走行など、通常のドラレコであれば記録してしまうような「ゴミ映像」を排除。これにより、管理者のチェックの手間を大幅に削減することができる。なお、カメラは200万画素を誇り、危険運転があった際は鮮明な映像での確認が可能だ。
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     運転日報の出力はもちろん、得られた運行データをもとにした「安全/エコ運転解析」もメニューに揃える。安全運転・エコ運転の評価がレーダーチャートで表されるため、ドライバーの意識向上へとつなげることができる。期間やドライバーごとの統計をデータ化することも可能。
     導入効果としては、事故処理費用の削減額を1台あたり年間19万円、任意保険料の低減額を同5000円、燃料費削減額を同20ー40万円と試算している。
     同事業部長は、「ドライブレコーダーとリアルタイム運行管理のオールインワンソリューション」と自信を見せる。ドライブレコーダーは、ハードウェア部分がタイテック製で、ソフトウェアなどはオプテックスのものを使用している。この両社、そして通信キャリアからの協力をあおぐことで、「月額2980円」という破格の料金が実現したという。
     なお、同サービスは、同社がこれから展開していく「エコLOGIシリーズ」の第1弾。同シリーズは、同社のITに関するノウハウを結集し、企業のSCM全体を支援していくというもの。「無事故プログラムDR」は、利用者(導入者)側に「安全」「エコ」というメリットを提供することに加え、SCM全体で見た際には「トラックという『現場の最前線』の情報の発信基地」(同事業部長)という役割も担うという。
     「普及をめざし、導入へのハードルは極力低くした」と八田事業部長。同事業部営業一部第二営業所の吉川泰一担当所長は、「ドライブレコーダーを買うのではなく、『無事故を買う』という意識で検討していただけたら」と話す。
    詳細は同社HP、http://www.unisys.co.jp/

     
     
     
     
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