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    アトムエンジニアリング 在庫管理システム「@WMS」

    2011年7月27日

     
     
     

     物流システム開発を手掛けるアトムエンジニアリング(栃木県宇都宮市)は、3PL会社や倉庫会社向けにASP/SaaS型在庫管理システム「@WMS」を提案している。
     営業企画課の片岡秀樹課長は、「荷主との契約条件がどんどん厳しくなっている昨今、荷主ごとに数百万、数千万円のシステムを導入していては利益が出ないし、仕事も獲れない。システムを資産として投資する必要はなく、月々の利用料で活用できるASPやSaaSをもっと活用するべき」と語る。
    同社が提供する「@WMS」は、初期導入費用が24万8000円、月額利用料が2万9800円。かなりの低価格設定だが、搭載している機能は充実している。「自分たちが物流会社の立場でWMSを使うことを想定し、『当然、これは必要』という機能を標準で装備した結果」という。
     WMSとしての一般的な機能以外にも、ケース、ボール、ピースなど荷姿を3形態で管理できることや、固定・フリーロケーションのどちらにも対応できるなど、活用の幅がある。「荷主ごとに異なる入荷・出荷指示の有無に対応できるのも特長」という。


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     また、複数荷主の管理が可能なため、荷主ごとにシステムを構築する必要がない。さらに、ハンディターミナルの活用や外部倉庫管理、荷主との情報共有、EC連携などオプションを幅広くそろえる。「荷主側がWeb上で在庫状況や入出荷の履歴を閲覧できる利点は大きい」。
     片岡課長は、「カスタマイズはほとんど必要なく、物流会社が使い易いように設計している。ぜひ、3PL提案時の新たな営業ツールとして活用してほしい」と語る。
     同社は、誤出荷解決のための総合情報サイト「誤出荷解決.com」を運営しており、同システムも紹介している。
    ◎関連リンク→ 株式会社アトムエンジニアリング

     
     
     
     
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