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    あいおいニッセイ同和損保 事故削減へしっかりサポート

    2012年2月16日

     
     
     

     あいおいニッセイ同和損害保険は、事故を削減するための「ロス・コントロール・プリベンション」に取り組んでいる。これはフリート契約者の中で割引率が低い、または割り増しになっている顧客に対し、事故を減らすための社内システムを段階的に構築し、3年後には優良割引70%を目指すというもの。


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     リスクコンサルティングチームの山下有美課長補佐は「事故を減らしたいと考えておられる社長自ら取り組んでいただかなくては実現できない。保険の構造についてもきちんと説明し、ご理解いただいている。取り組みの成果は事故数の減少という形で表れ、保険料も下がり、経営のサポートにもつながる」と説明。
     同チームの白井重和担当課長は「我々は事故を起こさないためにお客様と共有する目標を立て、達成するために毎月発行する事故の詳細と目標保険料の試算などの『月次アドバンスレポート』で、現状や目標値の進捗状況をお知らせする。具体的な数値を確認いただくことで目標や現状をしっかり認識いただける」と話す。
     さらに、チームでアドバイザーを務める尾山正則担当次長は「身近にいる保険代理店の担当者と事故を減らしたい社長と我々、3者が組むことで3年計画のスケジュールを着実にこなしていく。第一段階は、なぜ事故が起きるのか、その真の原因や課題を洗い出すことから始め、問題解決の方法を考えて実行する。PDCAのマネジメントシステムを構築し、回していく体制を確立する」と説明。
     「このためのコンサルティングには一部有料となる場合もあるが、事故が減り保険料を抑えることができれば、結果として経費節減につながるし、荷主の信用も得られる」と解説する。
     同サービスがスタートしたのは7月半ば。尾山担当次長は「現在進行中の顧客はスタートして2、3か月。結果が形になるのはまだ先だが、社長が前向きに真剣に取り組む姿勢になることが初めの変化であり、社内の空気も変える。軽微な事故でも発生が頻繁な企業、割引率が上がらない企業に効果的」と語る。
    ◎関連リンク→ あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

     
     
     
     
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