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    エイブルコンピュータ技研「ATRAS21」 日報イメージし簡単操作

    2012年2月20日

     
     
     

     エイブルコンピュータ技研(森洋一社長、北海道帯広市)が展開する運送業総合管理システム「ATRAS21」。操作性の高さ、しっかりとした保守体制などが評価され、道内に約100社、全国に約500社の運送会社に導入されている。OBCの認定ソリューションとして、運送業界でも広く使用されている財務会計・給与計算システム(勘定奉行21・iシリーズ、給与奉行21・iシリーズ)とも連動する。


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     運転日報をイメージした入力画面が大きな特徴。日報にデータ入力を行う要領で、日々の車両収支の把握や車両稼働・勤怠管理を行い、請求書発行までの業務の効率と正確性の向上を図る。受注配車機能も別途オプションでつけることで、受注から請求処理までを一元管理できる。オリジナルの帳票や入力項目など柔軟なカスタマイズも可能だ。現在、「スタンダード」、仕入れ・買掛金管理機能が追加された「スーパー」と「建設運輸版」の3タイプを提供している。
     営業部リーダーの能瀬充弘氏は「運送会社が見慣れている日報に近い画面なので分かりやすく、使いやすいという声が多い。運賃が未確定のまま仕事をした場合でも、請求漏れを防止する仕組みで、傭車料、未確定運賃、未確定傭車料などが一画面で管理できる。請求業務など経理に関係する時間の短縮に加え、正確性が格段に増す」と話す。
     また、「軽油価格が値上がりしてから顕著な傾向だが、原価管理をする上でも有効に使ってもらっている。車両1台ごとの収支や経費の対比を行うことで、より詳細な経営分析を可能にする」と説明する。
     車両20─50台規模の中小運送会社への導入実績が多いというが、「小さい所で10台、大きな所では300台というユーザーがおり、零細規模から大手までカバーできる」としている。
     同システムは、北海道の企業が提供しているだけに、道外の運送会社にとっては、「保守やサポート体制に不安を感じる」向きがあるかもしれないが、サポートはリモートメンテナンス方式で対応。実際に訪問しなくても、遠隔サポートを実施する。「北海道の帯広のシステム企業でも安心して使用してもらえる。わからないことがあれば、気軽に問い合わせてもらいたい」としている。
     また、「システムを買ったはいいが、うまく活用できない」といったケースを聞くこともあるが、同社では、導入前にデモを実施し、顧客が求める機能をヒアリングでつめていく。
     能瀬氏は「運送業界についての長年のノウハウを凝縮したシステム。社内のシステム化に自信のない会社、システム化を考えている会社は、一度、見ていただきたい。また、OBCのシステムを導入している会社は、一元管理により業務効率化が図れるので、ぜひ、使ってみていただきたい」とアピールする。
    価格は、スタンダードで70万円(税抜き)から。スーパーで90万円(同)から。リモートメンテナンスを行うためには、別途通信用LAPLINK12の導入が必要。リースも可能。
    ◎関連リンク→ 株式会社エイブルコンピュータ技研

     
     
     
     
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