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    物流現場で活躍する「ネステナー」

    2013年1月25日

     
     
     

     多くの物流現場で目にするエレクター(東京都目黒区)の「ネステナー」は、床面がパレット状で、上下のレールで段重ねするラックシステム。市場戦略室の横山京子マネージャーは、「荷物を載せた状態でもトラックで搬送でき、保管と搬送両方が一つでできる点から、すでに物流現場の必需品として定着している」と胸を張る。
     パレット面が床方向にある「正ネステナー」だけでなく、天井方面にある「逆ネステナー」など、どのような積み方にも対応できるようラインアップを揃えている。積み重ねることで、「2台のネステナーで3パレット分の荷物が積める」とし、保管効率が高いのも同製品の特徴だ。もちろんコスト削減にも寄与。保管効率の高さから、「運搬には使わず、棚としてだけ使う現場も多い」とも。


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     同社では、伝統ある製品を守る一方、現場の意見を聞き、新たなバリエーションを開発することにも余念がない。なかでも、逆ネステナーの「ポッチ式」は、レールの上にレールを載せる「レールオンレール式」ではなく、「ポッチ」により柱を穴にはめると段積みできる、スペース効率を重視した製品だ。
     さらに、「正」にも「逆」にも対応できるのが「ネステナーnu〜(ヌー)」。「扱う荷物が変わるたびにラックを買い替えていては費用がかかる」という営業倉庫の声に応えたのが同製品。「背の高い荷物にも対応できるなど、1台でさまざまなバリエーションに展開できる」。
     「レールオンレール式」は、耐震性にも優れている。もともと地震を意識した設計ではなかったというが、「阪神大震災や東日本大震災などを経て、他のラックに比べて地震に強いことを評価された」。その理由を分析したところ、「床面に固定しないため、地面と一緒に揺れることが免震になる」とする構造上のメリットが明らかになったという。
     また、「上レールが90度、下レールが82度で角度に差がある」ため、「隙間が空いてクッションになり、そこに荷重をかけることでレールが食い込み、しなりが出て、制震作用が働く」という。阪神大震災後には「大手家電メーカーの倉庫から『ネステナーはほとんど倒れなかった』という評価をいただき、そのおかげで全国のメーカーや倉庫で一気に導入が進んだ」。
     さらに同社では現在、ビーベストワーク(東京都中央区)が開発した塩化ビニール樹脂製の耐震マット&ストッパー「グリパッド・エコ」の使用をユーザーに提案している。免震と防振効果のある同製品を「ネステナー」にはめるだけで、優れたグリップ力を発揮。パレットのずれを防ぎ、荷物を守る手助けをする。ネステナー1台につき、同製品5個セットの装着を推奨。横山氏は、「安全のためにも、ひと手間かけてほしい」と、積極的に提案を行っているという。
    ◎関連リンク→ エレクター株式会社

     
     
     
     
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