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    ニッセルワン 配送診断サービス「DDS」の提供を開始

    2013年8月6日

     
     
     

     ニッセルワン(東京都台東区)は、配送中に発生する荷物事故の原因追究や配送品質向上を可能にする診断サービス「DDS」の提供を開始した。PHSを内蔵した専用の端末を用いて、配送中に受けた衝撃や温度・湿度の異常などを日時、発生場所、輸送経路とともに記録。リアルな荷物の取り扱い状況を明らかにする。
     石塚俊和取締役(写真右)は、「最近は、丁寧な荷扱いを求める『ケアマーク』のシールがほとんどの梱包材に貼られており、形骸化してきている」と指摘。「これまで原因の究明が難しかった荷物の破損や冷凍食品の溶解、汁こぼれ、土こぼれなど、事故の原因を明らかにし、再発の防止を支援する」と説明する。


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     ITソリューション部の鈴木明敏マネージャー(同左)も、「荷物事故が起きたときに、『次は気を付けます』では根本的な解決にならない。どこで何が起きているかを把握することが重要」とし、「配送過程の状況を把握することで、梱包材の見直しや運送会社への荷扱いの指導、運送ルートの見直しなど、配送事故を予防することが可能になる」という。
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     システム利用料は月額3万円、 測定器の利用料は1台同1万円。データを記録する際のしきい値は自由に設定できる。
     配送品質が前月・前年と比較し、どう変化しているかも容易に把握できる。繰り返し蓄積した測定結果を元にした改善指導も行っており、グループ会社の東京ロジスティクス研究所が担当する。
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     石塚取締役は、「データを元にした『配送品質の見える化』が可能になり、荷主へのPRにも活用できるはず」と語る。鈴木氏も、「新商品の梱包方法のテストだけでなく、ドライバーの運転や荷扱いの診断などでも活用いただきたい」と付け加える。
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    ◎関連リンク→ 株式会社ニッセルワン

     
     
     
     
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