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製品・IT
マンハッタン・アソシエイツ 物流DXの事例と今後の展開
2023年5月31日
マンハッタン・アソシエイツ(高谷直秀代表・東京都港区)はグーグルのクラウドプラットフォームを活用することで自社および委託先倉庫、実店舗、ECモールなど各セグメントの在庫、オーダーをデジタル上で一元管理し連携させるユニファイドコマースのクラウド型SCM「マンハッタンアクティブ」ソリューションを展開している。
同サービスではシステム更新や変更を数日で完了させられるほか、各部門のシステムを連携させる前提の設計とすることで倉庫・店舗・オーダーと物流オペレーションを横断した統合的管理が可能となっている。
同社の高谷代表は従来の国内産業と現在を比較して「テスラのように現代の産業では、これまでのやり方でコモディティー化したものをそれぞれ組み合わせ、プロデュースする方法が主流になりつつある。その中で重要になるのは会社全体、エンタープライスのアーキテクチャを考えられること。それぞれの組み合わせ、変更の検討、全体のデザインが重要になる」とし、DXも一度で終わるのではなく、その後も発展を続けていく必要性を訴える。
こうした事業を分析、判断しながら進める上では全体からアーキテクチャを見て、デザインが可能な人材が重要とし「一旦、自社で上手くいっている所、そうでない所を分析し、どこを変えるべきなのか見つけていく。その中で顧客に対して一つの現場レベルではなく、全体の中で仕組みなどから改善していくことで会社の競争力も高まっていく」とした上で「物流事業者も、顧客とコミュニケーションを取る中で、全体を見ながらどこを改善できるのか、不足しているのかなど分析できるようになることで、顧客にとってほかに代わりのいない企業になれるのでは」と話す。
◎関連リンク→ マンハッタンアソシエイツ株式会社
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