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製品・IT
物流魂のマルイチ 「キャスパー4th(仮)」の開発進行
2023年10月5日
「物流魂シリーズ」を展開するマルイチ(神奈川県厚木市)は、カゴ台車などの輪留めとして使う「キャスパー」シリーズの開発・販売を展開している。
初期製品は、キャスターに装着する際に両手で着脱する必要があったが、PINCH・OPEN機能が備わった「キャスパー2nd」以降では、その手間がなくなり、負担軽減と効率化を実現。さらに、「キャスパー3rd」では、足で蹴り込むことで車輪にはめ込めるようになり、外す際もひもを引っ張るだけと、利便性を向上させた。
また、商業施設の床やオフィスのフロアタイルなど、汚せないデリケートな床材上での使用に最適なEPDM(エチレン・プロピレンゴム)を材料に製作した「キャスパーEPDM」も好評を博している。
同社では現在、新型となる「キャスパー4th(仮)」の開発を進行。同社担当者は、「順調に開発が進んでおり、図面や3Dモデルの作成を経て、現在はサンプル品の作成を行なっている」と説明。「現段階では、ゴム性のない簡易的なサンプルで、製品の形状確認用として使用しているが、次回はゴム性のあるサンプルを作成し、実際にキャスターへの着脱を行う予定」とのこと。
同担当者は、「引き続きトライアルを重ね、製品の修正点を検討していく」とし、「来年度早々の発売を目指して全社を挙げて開発に取り組んでいる。是非、新型キャスパーの完成を期待して頂きたい」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社マルイチ
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