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    信和自動車工業 トラック床材に「竹」

    2014年3月20日

     
     
     

     信和自動車工業(大阪市北区)は、竹を利用したトラック床材「グリーンボード竹床」を販売している。
     同製品を展開するきっかけとなったのが、インドネシアやマレーシアを原産地とするアピトンの枯渇。取締役の足立敦氏は、「日本のトラックに使われている床材はほとんどがアピトン材だったが、成木となるまで70〜80年もかかるため、だんだん採れる場所がなくなってきた」と説明。「一度伐採した場所は禿げ山となり、環境破壊にもつながる」と指摘する。
     アピトンの代替として、次に登場したのがアカシア材だ。「成木になるまで20年と短いため、植林して再生することができ環境には優しいが、ササクレなどのトラブルも少なからずあった」という。


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     そこで白羽の矢が立ったのが、以前からコンテナの床材として使われていた竹。「これをトラック向けにアレンジして使えないかと考えた」。同社では6年前に製造を開始し、専門家を交えて精度や強度などのテストを実施。運送事業者でもモニターを行い、「利用を開始してから2年以上経過しても、全く問題がない」という結果を確認。「過酷な使い方をする現場でもクリアできた」。
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     竹は成木になるまで5年程度と、アピトン、アカシアに比べて圧倒的に短い。足立氏は、「トラックを作れば作るほど環境を荒らすということにはならない」と訴える。コストは、「従来品と同程度で、アピトンに比べると価格も安定している」。
     アピトンよりも軽い上、製品サイズにも特徴がある。「幅が300mmあるため、100mmや110mm幅が多いアピトンに比べると、取り付けのためのビスの数を圧倒的に少なくすることができる」。
     ササクレ、ヤニ、割れも少なく、「フォークリフトが乗っても問題ない」など強度の面も安心。「荷主の環境志向も高まる中、時代に合った製品。現在は毎月400〜500台程度の出荷があり、実績も増えている」という。
    ◎関連リンク→ 信和自動車工業株式会社

     
     
     
     
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