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製品・IT
タダノ 世界初のフル電動機を国内販売へ
2024年1月18日
世界初となるフル電動のラフテレーンクレーン「EVOLT eGR-250N」の販売開始を前に12月6日、報道関係を招いた先行お披露目記者会見がタダノ(香川県高松市)の香西工場(同)で開かれた。
氏家俊明社長は、国産1号機の投入から半世紀の歩みに触れつつ、「世界で環境ミッションが進められており、建設機械もCO2削減が使命。さらに技術を高めて脱炭素社会の実現をめざす」と話した。
EVOLTはフル電動製品のシリーズ名で、今回のラフテレーンクレーンが第1弾。走行、クレーン作業のすべての操作をバッテリーだけで稼働させる吊り上げ25トンクラスの車両。国内で最もニーズがあるタイプで汎用性も高く、まずは日本市場に投入する。
満充電で5時間ほどのクレーン作業と約42kmの走行が可能。クレーン作業だけなら約11時間、走行のみはおよそ70km。現場でプラグイン状態での作業も可能だ。
販売価格は1億4800万円(税別)。初年度は国内販売で10台を製造するが、引き合いが増えている国外向けも20台を計画する。
◎関連リンク→ 株式会社タダノ
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