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製品・IT
久松自動車販売 セパレートボデーに平と冷凍を追加
2024年5月14日
2024年問題対策で注目を集める「セパレートボデー」の販売を展開するヒサマツHDの久松自動車販売(久松孝治社長、大阪市阿倍野区)では、これまでドライウイングボデーの販売を行っていたが、今回、新たに平ボデーと冷凍ボデーの取り扱いを開始した。
同社の隅谷奉功専務は、「限られた人員と拘束時間で輸送を行うことが求められている中、荷台部分を載せ替えられることは、運送会社にとって大幅な効率化が実現する」と説明。「積み荷にあわせて、平とウイングを上手に使い分けることで、より多くの配送ニーズに対応できる画期的なシステム」と自信を示す。
すでに同社グループの運送会社ではセパレート平ボデーが稼働しており、「現場からは、機能性と利便性、安全性で高評価が出ている」という。
同専務は、「現状では、平ボデーの運送会社が食品を扱うことは少ないと思われるが、2024年問題で輸送力不足が起きた場合には、『平から冷凍ボデーに載せ替えて配送』というケースも可能性がないとは言えない」と話す。
人材不足で車両のやり繰りに苦慮する運送事業者にとって、今後、「セパレートボデー」が頼もしい存在になるかもしれない。
◎関連リンク→ 久松自動車販売株式会社
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