キトー製ラッシングベルトの販売を手がけるマルイチ（神奈川県厚木市）では、ラッシングベルトによる積荷の固縛を安定させる緩衝材「コーナーマット」も開発・販売している。

二つ折れの形状で、中央２か所にラッシングベルトを固定するためのマジックテープ式の「ベルト通し」を設置。

同社担当者は、「ベルトを通してマジックテープを貼るだけで固定でき、使用後は簡単に取り外しが可能」と説明。「直接、積荷へラッシングベルトをかけて固定するだけでは、輸送中にベルトがずれて固縛が緩んだり、ベルトが擦れることで積荷を傷つけてしまう恐れがあるが、本製品を活用頂くことで、強い揺れが起きても、ベルトがマットからずれ落ちることはなく、安全に積荷を輸送できる」という。

「コーナーマット」の生地には国産ブランド「ターポリン」、芯材には形状回復性に優れた「サンテックフォーム」を使用。ラッシングベルトで長時間締め付けられても、時間が経てば元の形に復元する。

規格サイズは「５０ｍｍ厚×２００ｍｍ×４００ｍｍ(２００ｍｍ×２Ｗ)」。特注品にも対応しており、２５ｍｍ厚のサイズも製作可能。紛失防止のための専用バッグも製作している。

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