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製品・IT
A&Cサービス「イージーデバン」コンテナ荷下ろし作業の課題解決
2024年10月28日
東証プライム上場のアネスト岩田グループのA&Cサービス(亀原信和代表、神奈川県横浜市)はこのほど、コンテナからのデバンニング作業に特化対応した商品「イージーデバン(TAWI社製)」を販売することを発表した。
同社では、創業以降コンプレッサー・塗装機や塗装設備のメンテナンス、課題解決を手がけてきたが、昨今は物流の諸課題へのソリューション事業を強化している。デバンニング作業は怪我のリスクも伴う大変な作業で、特に夏場のコンテナ内は灼熱の状態ということもあり、熱中症など労働災害のリスクが飛躍的に上昇するため、多くの企業が頭を悩ませてきた中、同商品の開発・発売に至ったという。
同製品は、重量物の運搬を補助するチューブリフターとコンベヤを組み合わせた自走式のベルトコンベアとなっており、コンテナの中に自ら進入し、先端の真空吸着アームで積み荷を軽々と持ち上げ、コンベアにスムーズに流すことができる最先端ツールとなっている。
実証実験でも、その効果を発揮し、作業人口の25%削減、作業時間56%削減、トータル費用も67%削減できる結果となった。
同社取締役の川内丸貴昭部長は、「コンテナからのデバンニング作業の効率化は何十年も前からリクエストを受けていた課題で、技術的な問題から対応が難しいとされてきた」とし、「ついにこの課題を解決する商品が提供できる段階に至り、これが少しでも物流業界の課題解決につながれば幸いだ」と語った。同社では実機によるトライアルも受け付けている。
◎関連リンク→ 株式会社A&Cサービス
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