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製品・IT
日鐘技能開発センター 一人ひとりに寄り添う講習
2015年3月18日
業務請負・人材派遣など幅広い事業を展開する日鐘(永山仁社長、大阪府摂津市)の日鐘技能開発センターは、平成21年度から開始した教習事業を充実させ、着実に生徒数を増やしている。
永山社長は「元オペレーターなど現場を知っている講師が実際に教えるので、生きた情報を生徒に伝えることができる。企業内の口コミの力か、リピーターが多いのはありがたい。生徒の声がダイレクトに届くのはうれしい」と話す。
同校は、フォークリフト講習や玉掛けの技能講習のほか、各種特別教育(クレーン・粉じん・研削といし・酸欠・職長教育)も充実しており、毎年、摂津校と平野校合わせて約2300人の生徒を受け入れている。府下では1年間にフォークリフトの講習を受講するのは約1万3000人と言われており、教習所の多い激戦区の大阪で、同校のシェアは大きい。
摂津校の実施管理者である森井隆行氏(写真左)は、「アットホームな雰囲気で、質問があれば生徒の方から聞いてくれる。かつて他の教習所で講習につまずき、当社のフォークリフトの講習を受けた人がいたが、修了証を受け取った際に泣いている姿を見てこちらも感動した。講師は涙あり笑いありの仕事で、一期一会だと感じる」という。
現在、JR千里丘駅から高槻柱本団地間をラッピングバスが走行しており、PRにも力を入れている。前田和幸専務(同右)は「低価格で受講者ニーズに合わせた事業を展開している。摂津校は平日忙しい方でも、土日に講習受講が可能。平野校は全日フリーレッスン制で、屋内での受講なので天気に左右されない」と同校の強みを語る。
今後については「生徒一人ひとりに寄り添う講習を続け、講習の種類を増やしていきたい。ゆくゆくは衛生管理者対策講習なども行っていきたい」と話す。
◎関連リンク→ 株式会社日鐘 -
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