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    太陽工業「エアースタイル」 労働環境改善の一助に

    2015年6月3日

     
     
     

     ドライバー不足が深刻化する中、職場環境改善に着手するトラック運送事業者が増えている。その一役を担うのが、太陽工業(大阪市淀川区)が販売するトラック用のコンパクト冷房システム「エアースタイル」だ。
     物流システムカンパニー環境企画営業部企画営業グループの江村雄次課長は「これまでとは違った観点から、製品の導入を考えていただきたい」と提案。「アイドリング・ストップでコストダウンができるという観点から製品を導入していただく企業が多いが、ドライバーの労働環境改善のために導入していただいている企業が増えている」と、現状を話す。
     同製品は、専用の補助バッテリーを使用するため、メーンバッテリーの能力に影響することなく運行が可能。稼働時間は4〜6時間で長時間の業務にも対応できる。「環境への貢献」や「企業の取り組みアピール」などといった面から、多くの運送会社で採用実績を誇っている。


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     江村課長は「荷待ち時間でのスポットクーラー使用だけでなく、これからの時期は特に休憩・睡眠時に使用していただきたい。ドライバーは座席に座ったまま仮眠をとる場合があるが、それでは身体が十分に休まらない。エアースタイルは車内全体を冷やすのではなくスリーピングシェルター内だけを冷やすので、ベッドスペースで仮眠を取ってくれるようになる」という。
     スリーピングシェルターは、身体が宙に浮いているような状態で、腰にも負担がかかりにくい。実際にプロのスポーツ選手が愛用する、高品質の医療用ベッドにも使用している素材。「特に長距離ドライバーは睡眠の質を上げなければ、事故にもつながりかねない。身体的な余裕もでき、事故軽減につながるのではないか」と説明する。
     スリーピングシェルターには、西川リビングの快眠技術を採用。温度制御・除湿効果に加え、体圧分散に優れた医療・福祉用マットを特殊加工している。また、冷気が直接体にあたらない二重膜構造で、冷えすぎも防止。
     江村課長は「エアースタイルがドライバーの労働環境改善の一助、さらには物流品質の向上になれば」と話している。
    ◎関連リンク→ 太陽工業株式会社

     
     
     
     
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