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製品・IT
Gleaner 月額900円で業務効率化
2015年7月29日
車両管理や業務効率化などの目的で、スマホやタブレットなどのいわゆるスマートデバイスの導入を検討する運送事業者も増えているが、企業が抱える問題として「運用コストが高い」「従業員が使いこなせない」「セキュリティーが不安」といった点が挙げられる。Gleaner(グリーナー、深瀬尚也社長、大阪市中央区)が提供する、MVNOサービス「Gleaner Mobile」は、「これらの問題をすべて解決する」(深瀬社長)として、現在、「お客様のIT担当をするというコンセプト」で、運送業界での普及に努めている。
深瀬社長は、運送事業者が同社のサービスを導入した一例として、「荷物がいつ到着するかなどの問い合わせに対して今まではまず、ドライバーに電話をかけて確認し、それから配送先に連絡していたため手間も時間もかかり、ドライバーが電話に出られない状況の場合、さらに時間がかかってしまう。そういった問題を改善するために導入された」と説明し、「『お客様への返答時間が短縮でき、配車効率も上がった』と、効果を実感していただいている」と語る。
スマートデバイスの導入で負担となるのが管理コストだが、同社では、基本操作の方法から業務改善の提案まで、専用のコンシェルジュが対応する。同社長は、「『中小企業様のお手伝い』をモットーに、万全の体制で運用をサポートしていきたい」と意気込む。
「まずはGPS機能だけでスタートしていただき、汎用性があるので、ゆくゆくはアルコールチェッカーとの連動や燃費管理、庫内業務など活用など広く活用していただければ」とし、「メッセージアプリなどを活用することで、配車係の効率化にもつながるのではないか」と提案する。
導入コストは、事務手数料(初回のみ)が1台あたり3000円、通信料は1台あたり月額900円(1GB未満)、オプションの専用ヘルプデスクは1社あたり月額9800円(いずれも税別)。セキュリティー対策は無料で提供するなど運用コストを抑えて、企業のスマートデバイス普及に努める。
◎関連リンク→ 株式会社Gleaner -
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