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    ウェルキャット 業界初、指差し読み取り機能「ウェアラブルターミナル」

    2015年9月11日

     
     
     

     バーコードリーダーやソフトウェアの開発を手掛けるウェルキャット(東京都品川区)は、ピッキング作業時などに両手を自由に使える「ウェアラブルターミナル」シリーズを販売している。勝田剛常務は「手を自由に使えるだけでなく、伝票記入やハンディターミナルを操作しなくてよいため作業効率の向上につながる」と説明する。
     従来のピッキング作業は、ハンディターミナルや商品伝票を手に持ち、片手が自由に使えなかったが、同製品は作業性を考え機器を手で操作しなくてもバーコードが読み取れ、両手で作業できるのが特徴。現場目線で設計しており、重さは、100g以下の軽量化を実現。商品サイズも幅50mm、奥行き86mm、高さ19.5mmとコンパクトデザイン。
     また、読み込みたいバーコードを指し示すとデータを読み込める業界初の指差し読み取り機能を搭載。使用条件によって異なるが、バッテリーも充電時間約2時間半で約10時間連続使用可能だ。さらに、マイナス20度から50度まで対応し、ほこりや水が機器内に侵入しないよう防水対策も施し、様々な環境で使用できる。画面は、2インチでカラー表示。作業時に手袋をしていても入力できるタッチパネルや音声機能も搭載。


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     勝田常務は「新しい概念の商品として今後、ウェアラブルを確立させていきたい。しっかりと認知度を上げていく」と話す。
     なお、併せてICタグ読み取り対応(HF帯)のWIT―250―Nも販売している。
     同社はこれまで、ハンディ端末で入庫から出庫に至る一連のオペレーション処理ができるシステムなどの開発・販売もしており、常に現場目線の商品開発を心掛けて現場改善を支援してきた。導入した会社では、年間作業時間の大幅な削減に成功したユーザーもおり、顧客の信頼を勝ち得ている。
    ◎関連リンク→ 株式会社ウェルキャット

     
     
     
     
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