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    サトーとシーイーシー ウェアラブル型倉庫内ナビ開発

    2015年11月9日

     
     
     

     サトー(東京都目黒区)とシーイーシー(同渋谷区)は、仮想3Dマップ、屋内位置測定システム、バーコード技術を組み合わせたウェアラブル型の倉庫内物流ナビゲーション「Visual Warehouse(ヴィジュアル・ウェアハウス)」を共同開発した。同システムは、シーイーシーの作業動線分析ソリューション「RaFLOW」をベースとする仮想の3D倉庫マップを用いてデータと現物の関連性を一体的に管理し、音声で作業者に出入庫の指示を出せるというもの。
     サトーソリューション推進部の上田佳正係長は、「東京オリンピックに向け、建設業界ではサプライチェーンの効率化が求められている。日本市場でシステム化があまり進んでいない、平置き・フリーロケーションで管理されている建材をはじめとした大物を扱う物流倉庫を想定し開発した」と説明する。
     ウェアラブル端末を装着した作業者やフォークリフトの位置情報から在庫商品の場所を特定。従来のシステムでは商品にタグを付ける管理が一般的だが、「作業者にタグを付け、その人の位置情報から、どこに置いたかを把握する」のが特徴だ。その上で、最短経路アルゴリズムからピッキングの順序を導き、音声で経路ナビゲーションを行うことで商品探しの手間を省く。同係長は、「カーナビの倉庫版」と表現し、「移動距離や作業者の動線をログとして見ることもできる」。


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     屋内の位置測位には、UWB(広帯域無線システム)を活用。30―50㍍間隔でセンサーを設置し、2点測位技術で縦・横・高さの3方向の位置情報を取得する。「センサーの台数が少なくて済むのが特徴」だという。
     ウェアラブル端末には、iPodタッチを採用。アームバンドでUWBタグとワイヤレススキャナーを腕に装着する。同係長は、「ハンズフリーで両手が自由に使えるのがメリット」と説明。なお、フォークリフトではiPadを活用する。
     入庫時は、空いている場所を探して荷物を置き、商品に付いているバーコードをスキャンすると、人・フォークリフトの位置情報から商品コードとロケーションコードが紐づけられる。出庫時は、上位システムからのピッキング情報を元に最短経路を計測し、動線を表示。作業者は指示を元にピッキングを行い、商品バーコードをスキャンすると作業登録される。
     同係長は、同システムの導入メリットとして、「最短経路による移動効率の向上」「ハンズフリーによる作業効率の向上」「作業員と商品の位置管理」「ログ活用による作業実態の把握」を挙げる。
     価格は、「現場ごとの見積もりになるが40×40mの現場で500万円から1000万円を想定」。今後は、上位システムとの連携も検討していくという。
    ◎関連リンク→ 株式会社サトー

     
     
     
     
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