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    iPodタッチ活用のウェアラブル型ボイスピッキングシステム

    2015年11月16日

     
     
     

     サトー(東京都目黒区)とアドバンスト・メディア(同豊島区)は、日本初のiPodタッチを利用した物流業界向けウェアラブル型ボイスピッキングシステム「Amivoice iPicking (アミボイスアイピッキング)」を共同開発。昨年7月の発売開始から約1年で10サイトに導入され、好評を得ているという。サトーソリューションアーキテクトの秋川健次郎社長に話を聞いた。
     アドバンスト・メディアの音声認識技術「AmiVoice」を活用し、スタッフが装着したヘッドセットから作業指示が出る仕組み。「ピッキングリストを見る必要がなく、両手で作業できる」。作業者の声のパターンを覚えさせる必要がない「話者不特定」方式のため、「その日、その場から使い始めることができる」のが特徴だ。
     同社長は「高齢の作業者が増えている中で、『ハンディターミナルの画面が見づらい』という声も聞かれるようになった」とし、「画面を見る際も、iPodタッチは非常に見やすい」とアピールする。
     また、指示の確認や作業履歴を見たいという作業者のニーズもあり、ピッキングリストのような形で一覧表示できるようにした。「音声のみであれば1行ずつ聞き直さなければいけないが、画面があれば一目瞭然」。「音声という道具をうまく使うには、画面も合った方が良い」とし、「音声」と「画面表示のできる端末」の二つを兼ね備えた「最適なシステム」と自信を示す。


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     アパレルの入荷検品、日配品の種まき、PC関連製品のピッキングなど、さまざまな現場で導入が進んでいるが、アパレル企業向けの課題解決が同システム着想のきっかけだったという。「アパレルの在庫管理では一つのロケーションに商品をたくさん入れるため、指示されたエリアの中から該当商品を探すのが大変だった」。そこで、商品画像を画面に表示させることで、生産性向上を図ったという。
     アパレルのセンター運営を受託している大手物流事業者では、これまで2人1組で行っていた入荷検品の作業が、同システムの導入で、1人で行うことが可能になったという。秋川社長は、「作業時間が半分になり、生産性が2倍に向上した」と胸を張る。
     民生品のiPodタッチを利用することで、導入コストも従来の5分の1以下に圧縮。現状では、稼働時間は4時間だが、「増設バッテリーを使えば10時間は使える」という。「とにかく、ユーザー企業のコストダウンと生産性向上が目的。2―3年で投資回収でき、利益を生むようなソリューションにしていきたい」と先を見据える。
    ◎関連リンク→ 株式会社サトー
    ◎関連リンク→ 株式会社アドバンスト・メディア

     
     
     
     
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