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    デルタ フォークリフト用ドラレコを開発

    2016年3月15日

     
     
     

     運送事業者にとって事故防止対策は最重要課題と言える。トラックにデジタコやドライブレコーダーを導入する事業者もずいぶんと増えたが、一方で事故は公道だけでなく、倉庫や荷主の物流センターなどでも日々発生しており、運送事業者は事故撲滅に向けて様々な対策を講じている。デルタ(石本隆志社長、大阪市港区)が開発・販売する業務用ドラレコ「現場監督」は、フォークリフトやクレーン車、ブルドーザー、除雪車などハードな状況下での運用を可能にする機器で、構内作業での事故削減に大いに効果を発揮するとして注目を集めている。
     自動車用照明器や部品を扱う同社が「現場監督」の開発を手掛けたのは、大手航空会社から「空港で使用するTT車(旅客の手荷物を入れたコンテナを牽引する車両)の事故が頻発しており、毎年多額の補修費用が発生している。何とか改善できないものか」との相談を受けたのが始まり。その対策としてドラレコを取り付けることになったが、商品化するにあたって「厳しい作業現場でも壊れないタフな商品」「作業車の電源は48Vで、自動車用の12V電源では対応できない」など多くの課題があった。
     同社ではこれまで、オートバイ用のドラレコを作った経験があり、防塵や防雨、耐震などのノウハウを持ち合わせていたため、それを応用して改良を加えて、商品化を実現した。


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     また、現場でのヒアリングを重ねるうちに、事故や修理の多い実態を知ることで、「これはTT車だけでなく、物流業界全体が抱えている問題ではないか」(石本社長)と考えるようになり、厳しい作業現場で使われるフォークリフトなどの車両にも普及をめざすようになった。
     構内作業での事故原因で多いのは、「やはり作業員による不注意」と同社長。「ドラレコは管理する側からは高評価を頂けるが、オペレーターからすると『監視されること』に不満もあると思う。ただし、ドラレコ導入による一番大きい効果は抑止力。見られていると感じると悪いことをしなくなり、頑張ろうという気持ちになる。オペレーターもマイナス面ととらえずに、作業レベルが上がるなど前向きに考えてもらえれば」と訴える。
     「現場監督」は、前方と運転者側とを同時に撮影し、ショックセンサーが急ハンドルや急加速、急停止などを感知し、自動で撮影データを保護する。フォークリフトのリーチ式、カウンター式両方に装着が可能。高品質でありながらコスト削減に努め、本体と48Vコンバーターのセットで4万1000円(税別)という低価格で提供している。
     同社長は、「これまで表面化されなかった事故原因を、ドラレコの映像によって検証でき、会社も対策を取れ、未然に防げるようにもなる」とメリットを挙げ、「これからもお客様の声をどんどん聞き入れて、オプションなどをさらに開発して、事故が1件でもなくなるように貢献したい」と意気込む。

     
     
     
     
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