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    三菱ふそう 新生川崎工場「効率化極め生産力強化」

    2016年4月6日

     
     
     

     三菱ふそうトラック・バス(マーク・リストセーヤ社長、神奈川県川崎市)は3月15日、リニューアルした川崎工場の見学会を開催した。
     見学に先立ち、生産本部長の元山義郎取締役副社長が「2005年以降、ダイムラーグループとして、グローバルの中での川崎工場の位置づけを再検討してきた。国内のみならず今後、伸びが期待される輸出についてもマザー工場として品質を保証し、日本、アジアをリードしていく」とあいさつした。
     「ニーズの変化に伴い、排ガス規制や安全装置など新たな工程が加わった結果、非効率な配置も生まれていた」ため、約10年をかけて生産体制強化のための工場再編計画を実行した。


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     まず、大型・中型の製造ラインを一本化し、ストレートの生産ラインを工場の中心に据えることで外側から効率的に部品が供給できる配置とした。さらに、作業負荷を低減し効率を上げるため、足回りの組み立て工程は反転工法を採用した。
     昨年8月から稼働を開始し現在、1時間あたり9.8台を生産する。生産車両は1台ずつバーコードで管理し、データベース化することで出荷状況やアフターサービスに利用する。
     また、エンジンなどコンポーネントの集合体である「パワーパック」の製造ラインも改善し、1月から稼働を始めている。従来、4か所に分かれていた工程を一つのラインに集約し、ダイムラーから輸入したエンジンを組み立てる。新たに設けられた空中搬送路で建て屋間をつなぎ、ダイレクトに車両組み立てラインへ供給できるようになった。昨年末から始まっている北米へのアクスル供給にも新たな生産ラインが対応する。
     同社は今回の再編に約100億円を投資。「構内の物の流れをスムーズにし、品質に関わらないコストの最小化を図った。オーダーに迅速に対応するとともに、製造車両のデータベース化でアフターサービスの対応力も上がる」と、同副社長は生まれ変わった川崎工場に自信を見せる。
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     今後、同工場は自動化などさらなる効率化を図る。ダイムラーグループとして打ち出している「2020年に30万台」というアジア市場での販売目標達成のため、目標の75~80%にあたる24万台程度まで順次、生産キャパシティを拡充する予定だ。
    ◎関連リンク→ 三菱ふそうトラック・バス株式会社

     
     
     
     
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