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製品・IT
凸版印刷 緩衝機能付きフィルム開発
2016年11月15日
凸版印刷は10月4日、発泡材を使用した緩衝機能付きフィルム「グッドクッションフィルム」を開発したと発表。緩衝機能付き封筒が自動で製造できる包装機と合わせ、CD、DVDや書籍、サプリメントなどを取り扱う通販業界のメール便封筒向けに今月上旬から販売を開始する。
自動包装で封筒などに加工できる緩衝機能付きフィルムは、同製品が業界初と同社は説明。梱包作業を自動化できるため、既成封筒に手作業で封入・封かんしていた従来方式と比較して生産性を約3倍に向上できる。同製品を用いた緩衝機能付き封筒は、従来のクラフト封筒と気泡緩衝材が一体化した緩衝機能付き封筒と比較し、厚みが約半分となる薄肉化を実現。封筒の厚みで送料が決まるメール便で、従来と同じ送料でより多くの商品の発送が可能になる。従来品と同等の耐衝撃性を保ちながら、フィルムである特性を生かし、従来品より5倍以上の耐水性を実現した。
今後、同製品を含む通販業界向け梱包材のラインアップを拡充、関連する包装機や周辺機器を含め、2018年度に約10億円の売り上げを目指す。
◎関連リンク→ 凸版印刷株式会社関連記事
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