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製品・IT
ミドリ安全 スリランカのATG社と代理店契約
2016年11月9日
ミドリ安全(松村不二夫社長、東京都渋谷区)は10月5日、同本社でスリランカのグローバル手袋メーカ―であるアドバンスト・テクノロジー・グローブ社(ATG社、ジョン・タイラー社長)と日本総代理店契約を締結し、調印式を行った。調印式は、ATG社のCEO、タイラー社長(写真左)と、ミドリ安全S&H統括部・安田一成部長(同右)の間で執り行われた。
ATG社は現在、作業用手袋8000万双以上を年間生産しており、世界30か国に販売網を展開。自国以外の総代理店は各国に1社のみの契約とし、かねて日本でも契約先の会社を模索していたという。作業用手袋の開発・製造には、スリランカ国内のプロセス別施設群に3000人が従事し、品質管理に100人、研究開発に30人、設計立案に50人が専従していると話す。
「作業現場で、手袋は生産性を左右する大事なツール」として、手袋内部が汗で蒸れると皮膚に負担をかけ、気持ち良く作業できないだけでなく作業効率を落とすとして、発汗減少率31%(一般の作業手袋と比較)を実現。ミドリ安全では、数ある商品群の中でも物流現場に特化した作業手袋も販売する予定で、特徴として「テープやシールなどが手袋にくっつかない特殊加工で、どんな作業も手袋を脱着せずに行える」という。初年度の売り上げ目標は1億円。契約は2年ごとの更新となるが、ATG社では中期目標として10年間で売り上げ10億円を計画している。
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