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製品・IT
Hacobu 「MOVO」スタート、荷主と事業者マッチング
2016年11月1日
トラック運送事業の動態管理システム無料配信や高性能ながら格安のデジタコ機器開発を手掛けるHacobu(ハコブ、佐々木太郎社長、東京都港区)は11月14日、荷主と運送事業者のマッチングサイト「MOVO(ムーボ)」をスタートする。サイトの運営は同社の関連会社を通して行う。
企業だけでなく広く一般消費者も含めた〝荷物を送りたい人〟に荷物情報を登録してもらい、同社の協力運送事業者につなげるというサイト。スタート時点では、同社開発の動態管理システムや開発機器を導入した運送事業者が協力するとしており、配送依頼に対し、軽自動車から4tトラックまで幅広く対応できる体制を整えている。
Hacobuでは「運送業界には、すでに荷物とトラックのマッチングサイトがいくつもあるが、このサイトの特徴はBtoBに限らないということ。EC物流は拡大を続けており、特にインターネットの通販業界では個人輸入事業が爆発的に当たり、海外からの受け入れや輸送手配など、一般消費者でも関わらざるを得ない状況になったり、宅配便では送れないようなかさ張る荷物を、どうやって送ろうかと悩む人もいる。そういう人たちにプロの運送屋さんを紹介していく場を作りたかった」と説明する。
「実際にはフタをあけて見ないと、どのくらいの人が、どんな荷物を運んでほしいのかがわからない。料金も、まずは単純に距離制で計算するシステムにしているので、荷物を出す方はわかりやすいと思うが、利益が出るかどうかは未定。しかし、荷物動向データは積み重ねられるので、次のステップへの重要なデータとなるはず。まずは12月いっぱいまでをテスト期間と考えている」
同サイトのURLは「www.movo.co.jp/match」、検索キーワードは「ムーボ」。荷物登録情報の募集と同時に、トラック運送協力事業者も募集している。
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