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製品・IT
栗山自動車工業 顧客と一緒に成長、トラック3Rで廃車削減
2017年2月6日
中古トラックの売買を手がける栗山自動車工業(東京都江戸川区)は、昭和41年の創業以来、日本全国をはじめ海外への輸出や部品売買、レンタカー事業など、幅広い業態で成長を続けている。
千葉県佐倉市にある同社千葉支店の敷地内に、ずらりと並ぶトラック。納車を待つ車両の整備から清掃、点検に至るまで同支店で一括して行っている。同社は「トラックの3R(リデュース、リユース、リサイクル)」を掲げ、廃車削減に貢献。根本幸子係長は「清掃は部品を外しての手洗いが基本。冬場は手がかじかむ作業」と話す。
「集客はHPやインターネットが中心だが、古くからのお付き合いも多い」という根本氏。同社は「日本で初めて保証付きの中古トラック販売に乗り出した」ことで知られるが、「それがリピート率の向上につながっているのでは」と語る。
また、運送業界に新規参入しようという顧客にも親身になって相談に乗るという。「初期投資がネックになることも多い。ただ販売するだけでなく、ローンのお手伝いから部品や故障時の対応などトータルサポートすることで、一緒に成長させていただいている」と笑顔をこぼす。
販売後も顧客に電話を掛けるなど、アフターフォローも欠かさない根本氏。「『故障なく元気に動いている。良い車をありがとう』と言われると嬉しいし、ホッとする。やりがいを感じる瞬間」と笑みを浮かべる。
きめ細かい対応が同社の魅力とし、「やる気のある社員には挑戦するチャンスを与え、仕事を任せる。勉強会を開催したり、免許取得の補助など、成長のための投資を徹底している会社」だという。
根本氏は「故障など、急ぎの要望にも素早く対応し、安心して購入いただけるようトータルサポートしたい」と熱く語った。
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