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製品・IT
マハコーポレーション 特殊な水で強力洗浄、DPF対策の味方に
2018年8月22日
「DPFクリニック」の商標でマフラー洗浄サービスを手掛けるマハコーポレーション(岡山県笠岡市)はこのほど、洗浄装置自体の販売を本格的に始めた。「全国を対象にした洗浄サービスのフランチャイズ化も検討したが、環境に優しく、低コストでユーザーに貢献するのが本来の趣旨」(髙宮義文社長=写真左)と、洗浄装置そのものを〝売り切る〟ことでマフラー対策に悩むトラック事業者などを支援したい考えだ。
「驚異の洗浄力」という同社の製品は「薬品、溶剤を使って洗う手法やエアブロー、スチーム洗浄など従来のタイプとは異なるもの」(同)で、特殊な水の力で頑固な炭化石を飛ばさず溶かさず、粉砕する仕組み。「特殊な振動エネルギーを水に加え、口に含んでも安全な剥離剤を混合した洗浄剤に浸してバブリング洗浄することで、DPF内部の汚れを根こそぎ除去。通常の強制燃焼では燃えないアッシュまで落とす」(同)という。また、素手で作業ができるという安全性とエコ感もウリだ。
すでに整備会社や大手運送事業者などで採用されているが、最近になってトラック関係の企業から問い合わせが急増しているという。同装置は1台180万円(希望小売価格)で、15~20本が洗浄できる200Lの剥離剤が20万円。「かねて研究を重ねてきたオリジナルの燃料添加剤やオイル添加剤を使用することでDPFが汚れにくくなり、結果的にマフラーの寿命を延ばすことにもなる」と自信を見せている。
◎関連リンク→ 株式会社マハコーポレーション
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