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製品・IT
新日鐵住金 軽量化で燃費アップ、強くて軽くて美しい「タフブライト」
2018年10月5日
新日鐵住金(東京都千代田区)はトラック・バス用の一体鍛造高輝度アルミホイール「タフブライト」を製造・販売している。「強い、軽い、美しい」をコンセプトに掲げる同製品は、日本で唯一、鉄道用車輪の製造を手がける同社のノウハウを生かし、すべて国内で生産されているという。
「排ガス規制への対応などで車両自体の重量化が進んでおり、ホイールの軽量化のニーズは高まっている」と話すのは、交通産機品営業部主査の稲垣啓太氏。同製品の材料には、アルミホイール用に開発した同社独自の合金を使用しており、「鉄道用車輪の製造技術を生かし、強靭で安定した品質を提供している」
「スチールに比べて約40%の軽量化に成功した」という同製品。「積載時に効果を発揮するのはもちろん、空荷であれば燃費が良くなる」とアピール。「一般的なアルミホイールより1本あたり約0・6kg軽いという調査結果もあり、タイヤを多く装着する大型トラックでは、一層の軽量化を実感いただけるはず」
同製品の魅力として挙げられる「美しさ」については、「鏡と比べても遜色ない輝き。ドライバーにとって、トラックは非常に大切なもの。キレイに見えるように保ちたいという声も多い」とし、「タフブライトならそれを叶えられる」と語る。
さらに、「強さ」については、「厳格な品質管理によって、金属の組織が緻密で均一。割れにくく変形しづらい」という。
稲垣氏は、「物流危機と呼ばれている状況で、少しでもユーザーのお役に立てたら」と語った。
◎関連リンク→ 新日鐵住金株式会社
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