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    シーネットコネクトサービス 位置情報把握で滞留防止「カゴ車locaTor」

    2018年10月22日

     
     
     

    宅配貨物や小売店への配送をはじめ、カゴ車の出番は少なくないが、紛失・未返却によるカゴ車の再購入費は、担当者を悩ませる一つだ。今回は、カゴ車の紛失を防ぐデバイスについて話を聞いた。

    シーネットコネクトサービス(高坂昌信社長、千葉県船橋市)は、GPSとSigfoxを利用した資産管理システムを開発し、実証実験の完了と製品化の決定を発表している。

    同システムを採用した物流向け商品第一弾「カゴ車locaTor」は、コンテナやカゴ車に位置情報発信デバイスを取り付け、稼働状況・滞留状況の管理を行うことで、紛失や予定外の滞留を防ぐことを目的とする。

    デバイスは外気温など使用条件に左右されるものの、基本として5年間、メンテナンスフリーを目標に省力化・バッテリーの選定といった調整が行われている。省電力化の工夫の例をあげてもらうと、高坂社長から「デバイスは普段、低消費電力のSigfox通信を活用している。しかし、事前に登録した地点やエリアから一定時間離れると、GPSを起動し、詳細な位置を送信する。これらのモードを使い分けることで、必要最低限の電力で活動を可能としている」という。モードが切り替わる特定のエリアや場所などの設定は個々の事業者の事情に合わせて設定可能だ。

    また、GPS機能は冷蔵倉庫など密閉された空間では精度が低下するとのことだが、複数回GPSで位置発信させるなどカバーする方法もあるという。なお、GPSなどで正確に探知できない地点の対策で、WiFiも併用可能となった。

    実証実験は物流事業者以外にも、関東地方の小売店などが参加。カゴ車の動態観測を主目的としていたものの、実際にカゴ車の紛失を防ぐなどに成果をあげている。

    高坂社長は「カゴ車がなくなるという話は頻繁に耳にしている。紛失防止に加え、自社の姿勢を示し、カゴ車の紛失トラブルを防止するといった意味でも効果が見込めるのではないか。物流事業者以外にも、レンタル事業者や荷主に幅広く活用していただけるのでは」と話している。

    同デバイスは、早ければ年内にサービス開始の予定だ。また地方ではカバー率が低い地域の見られるSigfoxのアクセスポイントについても、日本でサービス展開している京セラコミュニケーションズから、2020年までカバー99%とすることが発表されているという。今後は探知場所の精度向上に向けた補正機能、AIを活用したカゴ車の紛失予測機能、太陽電池搭載によるバッテリーレスなどの機能追加が検討される。

    ◎関連リンク→ 株式会社シーネットコネクトサービス

     
     
     
     
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