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製品・IT
アーコニック・ジャパン 磨かずに輝き持続、アルミホイールで負荷軽減
2018年11月22日
2016年11月にアルコア・ホイール・プロダクツ・ジャパンから社名変更したアーコニック・ジャパン(東京都千代田区)は、「アルコア・ホイール」をアルミホイールのブランド名として、変わらず製造・販売している。ホイール事業部でコマーシャルダイレクターを務める野島公士氏は、「アメリカの本社は、『アルミ』を発見した人物がのちに設立したと言われ、世界では『アルコア=アルミホイール』という認識が広まっているほど。世界ナンバーワンブランド」と胸を張る。
主力商品の一つ「アルコア・レトロフィット・マウンティング・システム(ARMS)」は、「スチールホイールからアルミホイールに切り替えが容易なため、後付けされたいユーザーに好評」と語る。ボルト穴を32mmと、通常のアルミホイールの26mmより大きくすることで、スチールホイール用ボルトのまま装着が可能。「通常のタイヤ交換と同様の作業で装着でき、時間短縮が図れる」という。
「アルコア・デュラブライト」は、独自技術で表面に特殊加工を施すことで、「剥がれ、ひび割れ、腐食などが起こりにくい」という。「日々の軽い汚れなら水洗いで、しっかり洗う場合も食器用で使われる中性洗剤で洗浄できる」とし、「磨く作業なしで、購入時の輝きを持続しやすい」と語る。
「洗車時間が短くなり、ドライバーの負荷軽減はもちろん、時間外労働の短縮や水道、洗剤のコストダウンが図れ、経費削減につながる」とアピールする同氏。「いすゞの新車装着ホイールに設定されるなど、支持をいただいている」
「足回りの清潔感は、荷主への安心感につながる」と話す野島氏。「アルミホイールで軽量化し、コストを削減することで健全経営はもちろん、ドライバーに還元するなど、採用活動の一助にもなるのでは」と語った。
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