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製品・IT
日章冷凍 安定した冷凍能力維持、軽トラック電動冷蔵冷凍車
2019年5月31日
車載用冷凍装置及び特殊架装車・設計施工&メンテナンスを行っている日章冷凍(鈴木一光社長=写真右、埼玉県川口市)は現在、本社工場を拠点に、軽自動車用冷凍機器架装の開発・販売に力を入れている。
鈴木社長は「当社は車両用エアコンをメインでやっていた日栄冷凍サービスが前身で、1981年に日章冷凍と社名を変更したあと、移動販売車を全国で販売するとともに、輸送用冷凍機メーカーの機器取り付けや修理などのサービスを展開した」としている。
続いて、「2000年に軽自動車用冷凍機器の開発と販売を開始した」とし、「低温の市場が400から500台といわれるなかで、販売実績は年間で200台強となっている」という。
そんな状況のなか、同社では現在、同社が開発した軽トラック電動冷蔵冷凍車「ICE EAGLE」の販売に注力している。商用電源(100Vまたは200V)で使えるほか、エンジン回転数に左右されず安定した冷凍能力を維持できるなど、多くの特徴を持っている。
同社営業部長代理の蒲池潤氏(同左)は「どこのメーカーでつくられたものであっても、メンテナンスが重要となってくる」と話す。
冷凍車の修理には通常、1か月程度の時間が必要となる。また、修理代は決して安くないため、日ごろのメンテナンスが重要となる。蒲池氏は「当社の製品であれば、在庫を持っているので、メンテナンスにはほぼ1日、かかったとしても2、3日で対応できる」としている。
◎関連リンク→ 株式会社日章冷凍
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