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    パピルスカンパニー 利便性高いデリバリーパックを安価で販売

    2005年8月26日

     
     
     

     パピルスカンパニー(横山太一社長、神戸市中央区)はこのほど、昨年から計画していた中国工場を南部の広東省シンセンで稼働させた。名前は「神戸粘着製品(シンセン)有限公司」で、日本側のパピルスカンパニーが100%独資で設立し、工員数は40人程度。
     生産品目は、荷物を送る際に使われる「デリバリーパック」で、すでに物流大手に納入を開始している。「デリバリーパック」はポリエチレン製のシール付き封筒で、この製品を使うと伝票と荷物が同時に届き、伝票の紛失が少なくなるなど利便性が高い。用途に合わせ、ポケットタイプと完全密封タイプの02種類を備える。なお、欧米ではパッキングリストを入れるための封筒は一般的に流通しているという。
     同社は社歴39年目の会社で、これまで紙や文房具を主に扱い 卸業務も含めた事業を展開してきた。時代の要請とともに社業の在り方を変え、現在は中国に工場を持つ企業へと変貌を遂げている。
     「これまで値段の高かったデリバリーパックだが、当社は大幅なコストダウンに成功、低価格で提供できるようになった」と横山社長。問い合わせは、電話078(321)1139番まで。

     
     
     
     
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