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    日本HP ヨドバシカメラのRFID事前検証を完了

    2006年5月25日

     
     
     

     日本ヒューレット・パッカードは、ヨドバシカメラの無線ICタグ情報管理システムの開発に向け、デュアルコア・インテルXeonプロセッサ7040を搭載した「HP ProLiant DL580 G3」上で複数のRFIDリーダーを制御した環境でのパフォーマンスと読み取り率の事前検証を完了したと発表。
     ヨドバシカメラが準備を進める日本初の大規模な商用RFIDシステムは、運用開始に向けて大きく前進したこととなる。


     ヨドバシカメラでは、昨秋に検品作業でのRFIDの利用推進を表明。現在、日本初の大規模な商用RFIDシステムの「ICタグ情報管理システム」の運用開始に向け、準備を進めている。
     同システムは、RFIDを検品作業に活用する際、RFIDリーダーから読み取られたタグ情報を発注管理システムに中継するもの。従来の検品作業では、納品時にパレットに貼付されたバーコードをリーダーにて手作業で読み取るケースが大半だったが、RFIDを利用することで、リーダーの付近を通過するだけで商品に添付されたICタグの情報を無線で読み取ることができ、検品作業の大幅な効率化が可能となる。
     ICタグ情報管理システムでは、さらに、タグ情報と仕入先の出荷情報との照合、入荷情報の更新までを自動化できる。
     今回、事前検証を行ったRFIDを活用した検品作業の業務フローは次の通り。
    (1) 無線ICタグを貼付した納品物を、センター倉庫に搬入
    (2)センター倉庫天井に設置したRFIDリーダーで納品物のタグを読み取り、サーバへデータ転送
    (3)サーバ上でICタグのEPC情報を、購買・在庫管理システムの出荷情報と照合、検品
     今回のヨドバシカメラのICタグ情報管理システムの開発では、稼動実績がない日本の共用化技術(LBT)対応のリーダーの導入や、倉庫内の広い領域で大量のタグを同時に読み取るための複数のRFIDアンテナとRFIDリーダーの同時制御に対応したミドルウェアの開発などの重点課題があり、また、システム規模の大きさの問題もあり、導入前の事前検証が必須だった。
     このため、事前に、業務上想定されるデータ規模やデータ送信のタイミングを再現した環境下で、今回のために開発されたICタグ情報管理システムのパフォーマンスと読み取り率を検証。
     パフォーマンスは、商品の入荷に伴い複数のリーダーから送信された入荷実績データが、同システムで処理され、購買・在庫管理システムにデータが送信される際の性能を検証。また、読み取り率は、32基のアンテナと8台のRFIDリーダー(日本の共用化技術に対応)を設置した環境下でのタグ情報の読み取り精度を測定した。
     この検証は、ヨドバシカメラ新物流センターで、一納入あたり500個の大量同時納品など、実際の業務に即した様々な納品パターンを想定して実施。
     その結果、業務に十分耐えうるパフォーマンスでスムーズに業務フローを実現できることが確認され、タグ情報についても100%近い読み取り率を達成したという。
    ◎関連リンク→日本ヒューレット・パッカード

     
     
     
     
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