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    矢崎総業 安全支援装置「AWS―3000」を発表

    2007年6月20日

     
     
     

     矢崎総業(矢崎信二社長、東京都港区)はトラック、バスの安全運行をリアルタイムでサポートする予防安全支援装置「AWS―3000」を、8月1日から発売する。本体価格は10万円(税別)で、特に高速道路を長距離走行する営業車両を対象に、初年度5000台の販売を計画している。


     「AWS―3000」は車載カメラによるリアルタイムな画像解析で、装着車両の走行状態を常時モニターし、危険な車間接近や車線逸脱など事故を予兆させる状態が起きた場合、警報音や振動音で乗務員に知らせ安全運行を支援する。システムは、衝突までの秒数を計算し1.6秒前、1.0秒前、0.6秒前などの3段階(設定可)で警告する「前方車間距離警報」、急な割り込みや前方車両の急停止など衝突の危険が高まった時の「前方衝突警報」、ウインカーを出さず車線を変更、逸脱した場合の「車線逸脱警報」の3機能で構成。
     6日、東京都内で開かれた記者会見で、同社計装本部長の吉岡邦明取締役(写真左)は「デジタコ、ドライブレコーダーとも車両の走行の『結果』を管理するシステム。事前に事故を防ぐ方法はないか研究した結果、乗務員に危険を警告する装置が開発できた」と説明。今後は「既存のデジタコ、ドラレコなどと組み合わせたシステムも検討していく」と話した。
     伊藤肇計装開発センター長(同右)は機能や特徴を説明した後「ミリ波レーダーでなく本体カメラによる画像認識がベースのため、濃霧など天候状態や視界を遮るものがある場合は警報されないこともある」と付け加えた。(土居忠幸記者)
    yazaki400.jpg
    ◎関連リンク→矢崎総業

     
     
     
     
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