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製品・IT
安全で効率的な荷役作業を支援 ピカコーポレイション
2020年1月23日
はしご、脚立、作業台、昇降作業台などを製造販売するピカコーポレイション(大阪府東大阪市)は11月27〜29の3日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催された関西物流展に出展し、トラック運送事業者向けの製品などを来場者に紹介した。
同社経営企画開発部ゼネラルマネージャーの西口一成氏は、「運送事業者様にとって安全は最重要課題と言えるが、労働災害の7割が荷役作業中に発生している」と述べ、「弊社の製品を活用して、荷役作業における荷台からの転落を防止し、併せて業務の効率化を提案させて頂きたい」と、出展のポイントを説明。
同社では、安全な荷役作業をサポートする製品を多くそろえている。トラック昇降ステップ「DXF」は、トラックのあおり部分に取り付け、荷台への昇降や作業をサポートする。あおりに足をかけて直接荷台へ昇り降りする行為は、墜落してケガをする危険が伴うとし、DXFの使用を提案。アルミ製なので軽量で、折り畳めてコンパクトに収納でき、トラックに積み込んで荷下ろし先で使うことも可能。また、2台のDXFの間にオプションの連結足場板と手すりわくを取り付けることで、より広いスペースで作業することができる。
連結式大型作業台の「DXL」も、2台連結すれば約4・5メートルの足場が確保でき、大型車の荷役作業や洗車、シート掛けなどをより安全に行うことができる。オプションの連結足場板を取り付けることで「コの字型」状態となり、荷台後方の作業やキャビンメンテナンスも可能。
西口氏は、「弊社の製品はアルミ製で軽量のため、シニアの方や女性でも扱いやすいと重宝されている」と述べ、安全性に加えて作業効率性でもメリットがあると強調する。
関西物流展では、これらの製品や昇降作業台、アルミ製で軽量でありながら耐荷重1トンを実現した台車など約20種を展示し、当日はカタログも配布。日本初上陸となる自走式高所作業車も展示された。
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