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    「環境対策」と「セキュリティ対策」を両立 NECネッツエスアイ

    2008年10月17日

     
     
     

    「必要最低限(の設備投資)」「お客さま視点のコンサルティング」ー。
    NECネッツエスアイ(東京都品川区)ファシリティ&サービス事業本部の後藤武志販売促進課長は、同社のTAPA認証取得支援サービスをそう表現する。国内のフォワーダー数社に対して支援した実績を持つ同社。もともとは通信設備工事会社だったという、同社ならではのソリューションとは―。


     同社の強みは、「コンサルティングから設計・構築、サポートサービスまで」と、ワンストップでサービスを提供できること。また、自社の役割をTAPA認証取得の「トータルシステムインテグレーター」としており、顧客の立場に立ち、TAPA認証取得終了までをトータルにサポートしている。
     システムについては、ICカード認証やバイオ認証、侵入防止センサー、CCTVに加え、電気や照明など、フィジカルセキュリティ全般をトータルで提案する。なお、工事工程管理のノウハウを活かし、TAPA認証取得までの道のりをプロジェクトととらえて工程を管理。プロジェクト着手から認証取得までを、着実に進めていくことができるのも強みと言える。
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     顧客の目的や予算に応じて、さまざまな製品を組み合わせた提案を行う。同課長は、「セキュリティは完璧なものにしようと思えば、どこまでも投資しなくてはならない。しかし、昨今の厳しい経営環境の中では現実的ではない。そこで、TAPAの基準をクリアするための『必要最低限』を満たす『落としどころ』を見つけるのが、我々の仕事」と話す。たとえば、「日頃、1円単位の熾烈な競争をしている」という倉庫業のクライアントに対しては、無駄を削いだ、「ほどよい」提案を行うという。
     約5年前という、比較的早い段階からTAPAに取り組んできた同社にはノウハウがある。同課長によると、「ポイントは、『人の出入りがある動線上の認証』と『監視カメラの設置方法』」だという。また、認証取得後の「運用」にまで踏み込んだ提案をすることで、クライアントからも高い評価を得ているとのこと。
     なお、TAPAの要求事項には「照明の常時点灯」が盛り込まれているが、これを満たすためには多くの電力を消費することになる。この課題を解決するべく、同社では、「エコ&セキュリティ」を掲げ、センサーの活用や、電力消費量の少ない照明を採用するなどして、「環境対策」と「セキュリティ対策」の両立を可能とする提案にも力を入れ始めている。
    詳細は、http://www.nesic.co.jp/solution/security/tapa.html

     
     
     
     
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