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物流ニュース
国交省 車両重量計測実施を厳格化、違反車は許可取り消しへ
2008年10月22日
国交省道路局は、事業者に対して法令順守の意識を徹底し、道路構造の保全と交通の危険防止を図るため、違反通行車両に対するより厳格な指導・取り締まりを実施する方針を発表した。
かねて整備を進めてきた車両重量自動計測装置の本格運用を開始し、従来の指導取締基地での指導・取り締まりと合わせて、事業者に法令順守の意識の徹底を図り、道路構造の保全と交通の危険防止を図る。
車両重量自動計測装置で、1日から違反車両の通行実態について連続的にデータを把握。繰り返し違反走行する事業者には、指導警告書を送付する。従前の基準に加え、常習として、許可された通行経路で許可内容を超えた重量などの特殊車両を通行させている場合なども、許可を取り消す処分を下していく。
今回の措置は、近年、大型トレーラなど特殊車両の通行が、橋梁などの道路構造物への疲労蓄積につながっており、また、違反車両による事故が重大事故に結びつきやすく、事故車両や散乱した積み荷の撤去作業に相当な時間を要しており、社会経済活動に与える影響が大きいことが背景にある。(大塚仁)
◎関連リンク→国土交通省 -
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