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ビィ・フォアード 代行輸出サービス開始、海外への独自ルート活用
2020年3月24日
ビィ・フォアード(山川博功社長、東京都調布市)はこのほど、海外への独自ルートを活用した国外への代行輸出サービスをスタート。同サービスはスマホ1台から自動車まで、あらゆる商品の輸出に利用でき、同社では個人、企業が海外市場へ参入する手助けとなるとする。
2004年に設立した同社は、アフリカを筆頭に200の国と地域と取引している越境ECサイトを運営し、中古自動車や自動車部品の輸出・販売を行う。
設立当初は、欧米などへのスポーツカーの輸出がメインだったが、しばらくしてアフリカから注文が入り、日本では見向きもされない10万円以下の中古車だったが、その1台からアフリカへの中古車の輸出を開始。現在では同社の中核として、年間1万6000台以上を輸出するまでになった。
最後のフロンティアといわれるアフリカの各地で、現地の人々と協力し信頼を得ることで、現地代理店のキャラバン隊による内陸への配送を可能にし、物流網を築いてきた。
今回、代行輸出のサービスを始めるきっかけを山川社長は、「日本に住んでいると、個々に輸出入をするというのは敷居が高い。海外に物流網を構築した弊社が手助けできるのではないかと思った」と話す。「今までは中古車など自社の製品を輸出していたが、ホームページなどで品物を輸出したいという問い合わせが増えてきた」と指摘。「今回のサービスは、国内の顧客から海外の受取人までの間を、同社と現地代理店が引き取り・梱包から手続き・輸出、通関、現地での輸送まで煩雑な作業を代行する。必要とされるサービスだと感じ、提供をスタートした」と話す。
同社長は今後について、「ビィ・フォアードのホームページが、アクセスすれば簡単に輸出入ができるような、世界中で使われる物流プラットフォームを目指したい」と話している。
◎関連リンク→ 株式会社ビィ・フォアード
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