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    明石淡路フェリー 深夜・早朝出港を廃止

    2008年11月4日

     
     
     

     「たこフェリー」の愛称で親しまれてきた明石淡路フェリー(明石―淡路・岩屋港間)はこのほど、12月1日から深夜・早朝(午後11時―翌朝4時)に出港する全便を廃止する決定を明らかにしたが、9月から神戸淡路鳴門自動車道などでも深夜割引が拡充されたこともあって、大口利用者であるトラック事業者らの戸惑いぶりは小さい様子。


     明石海峡大橋を通行できない車両を持つ事業者からは「余分に1日かかる」など深夜フェリーが姿を消すことを残念がる声も聞かれるが、本州―四国間の全線で高速道路を利用しても従来の料金よりダウンする格好となるだけに関係者らの思いは複雑なようだ。
     明石フェリーの航路を引き継いで平成12年から運航されてきた「たこフェリー」だが、燃料価格高騰と明石海峡大橋の相次ぐ値下げによる利用者離れなどによって収益が悪化。国や県、資本関係のある周辺自治体にも支援を求めてきたものの大幅改善への道筋は見えず、収支悪化が顕著な夜間便の廃止が決まったという。
     一方、深夜割引など高速道路の料金割引が拡充されたことで、本州―四国間の全線で高速道路を利用すると、トータルの経費が圧縮されることになった。
     かねて本州と淡路島間および、淡路島と四国間の部分だけで高速道路やフェリーを利用する一方、コスト削減のために淡路島内では一般国道などを走るトラックも多かったが、深夜割引(午前0時―翌朝4時)を活用して本州から四国へ全線高速(神戸西―鳴門IC間)で走り切った場合の料金は中型車で3275円(部分利用の場合と比べて525円安)、大型車で4500円(同700円安)となる。
     割高な料金設定から淡路島内では一般道を走るトラックも多く、深夜などを中心とした交通事故の多発化が問題となっていた。淡路島のトラック事業者は「高速料金の割引拡充が期限付きであるとすれば、一時的な要因で慣れ親しんだ深夜フェリーが姿を消すことは残念な思い。ただ、一般道路での事故が減るという意味では期待している」などと話している。(長尾和仁)

     
     
     
     
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