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物流ニュース
日本郵便 ドローン配達を中山間地で試行
2020年4月8日
日本郵便は3月17~19日まで、ドローン(小型無人航空機)を使った郵便物配達の試行を実施した。同社はドローンによる試行は何回か行ってきたが、今回は新たな取り組みとして、「中山間地での個人宅向け配送」にチャレンジし、実際の郵便物や荷物を搬送。同社は「5年以内に実用化させたい」としている。
使用するドローンは、自律制御システム研究所(ACSL)が開発した「ACSL―PF2」で、飛行区間は奥多摩郵便局(東京都西多摩郡奥多摩町)の配達区域内。配達先は2か所の個人宅で、午前9時から午後3時の間に、同郵便局から1日1往復する。
積載物は「1.7kg以内の郵便物、荷物」としており、地面から30~140mの高さを時速36km以下の速度で飛行する。
同社は今回の試行運行にあたり、国交省「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領」に基づき、補助者を配置せずにドローンを目視外飛行させる承認を得たという。
◎関連リンク→ 日本郵便株式会社
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