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物流ニュース
盛山正仁氏の著書 運送業の「働き方」解説
2020年4月8日
盛山正仁氏の著書「トラック運送の課題・政策と働き方改革」がこのほど、大成出版社から発刊された。
著者の盛山氏は、昭和52年に運輸省に入省後、平成17年には第44回衆議院議員に初当選し、平成29年に自民党国土交通部会長に就任。現在は、衆議院厚生労働委員長、衆議院議員、自民党トラック輸送振興議員連盟幹事長代行を務めている。
本書は、トラックの働き方改革法についての解説をはじめ、運送の歴史やトラック運送の発達に伴う法制度の整備とその後の改正、業界を取り巻く課題と今後の方向性について書かれている。また、昭和25年から平成27年までの日本の統計一覧や、道路運送法を軸にまとめられた年表は、運送業を営む上でも資料として活用できる。
第6章では、法改正の背景が詳しく説明されているほか、第8章では、著者が、全ト協坂本克己会長のほか、日本私立学校振興・共済事業団理事長、慶應義塾学事顧問、慶應義塾大学客員教授、博士(商学)の清家篤氏、公益財団法人高速道路調査会理事長、一橋大学名誉教授、成城大学名誉教授である杉山武彦氏との対談を実施、働き方改革についての意見交換が紹介されている。
盛山氏は同書につて「トラック運送事業者や荷主といった業界関係者に手に取っていただき、『どうして法律ができたのか』という背景などを知っていただければ」としている。
同書は全8章、698ページで構成されており、定価は本体5500円(税抜き)で、全国の書店で購入できる。
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