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物流ニュース
コクヨロジテム ハンズフリーのグループ通話ソリューション導入
2020年4月13日
リコー(山下良則社長、東京都大田区)は、BONX(宮坂貴大CEO、同世田谷区)の開発したヒアラブルコミュニケーションデバイス「BONX Grip」およびクラウドサービス「BONX for BUSINESS」をコクヨロジテム(小柴隆之社長、大阪市東成区)に導入し、全国の物流拠点での運用を開始した。同製品および同クラウドサービスの物流業界における全国規模の導入は初めての事例となる。
BONX for BUSINESSは、従来の無線電波を使ったトランシーバーとは異なり、スマートフォンのインターネット回線を使ったVoIP(Voice over Internet Protocol)によるクラウドベースのグループ通話ソリューション。働く場所を限定せず、最大30人までの音声グループコミュニケーションを実現する。専用のヒアラブルコミュニケーションデバイスであるBONX Gripを使用することで、作業時に両手がふさがった状態でもハンズフリーでリアルタイムのコミュニケーションが可能となる。
コクヨロジテムでは全国の物流拠点で導入し、BONX for BUSINESSのサービスを利用して、納品・引っ越し業務・倉庫内の事務所・現場のスタッフ間コミュニケーションツールとして活用する。
同社の主力事業である「オフィス家具の組み立て・納品業務」では、現場での「円滑な作業工程の遂行」「複数拠点を繋ぐ同時コミュニケーションの重要性」が、かねて課題となっていた。
BONX for BUSINESSのグループ通話機能を活用することで、昨今の高層ビル開発に伴う複数フロアや広範囲の納品現場、搬入作業での必要な各工程の作業担当者間とのコミュニケーションツールとして、また、「製品の保管・物流」を担う全国の配送拠点では、構内作業と物流管理の各現場を繋ぐコミュニケーションツールとして活躍する予定。
コクヨグループの物流業務を担うコクヨロジテムは今後、これまで以上に積極的にデジタル技術・最新ツールを検討し、配送ドライバーなど他業務への展開を図り、音声データを活用した更なる業務効率化を目指す。
◎関連リンク→ 株式会社リコー
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