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物流ニュース
ヨコレイ つくば物流センターの竣工式を実施
2020年4月14日
ヨコレイ(横浜冷凍、松原弘幸社長、神奈川県横浜市)はこのほど、関東で13拠点目、圏央地区6拠点目となる「つくば物流センター」(茨城県つくば市)の竣工式を行った。同センターの完成により、同グループの収容能力は国内外で100万トンを突破した。
吉川俊雄会長は「つくばが、関東と東北や北海道を結ぶ主要拠点になるとみている」とし、「このセンターには陸海空の物流が集中するのではないかと予想している」と述べた。
また、松原社長は「私が入社した頃は全国で収容能力が20万トンくらいしかなかったが、ここ40年くらいの間に100万トンの大台を超えることができた」とし、「これから、この拠点を利用して社会貢献を含めて大きく発展していかなければいけない」と話した。
つくば物流センターの設備は、庫内の冷却方法に、温度の変化が極めて少ない、自然対流冷却方式(ユリカーゴ)を日本で初めて採用。プラットホームには外気・塵の進入を防ぐ高効率陽圧除湿空調システム(DEMS)を採用し、貨物の保管に最適な環境を提供する。
また、電動式移動ラックとカーゴナビゲーションシステムを同社では初めて全フロアに配置。さらに、トラック予約受付システム「Yokorei Truck Reserve system」を導入し、荷主・従業員・ドライバーにとって円滑な入出庫を行うことが可能となった。
なお、同センターは国土交通省の定める物流総合効率化法(物効法)の認定を受けており、同クラスの冷蔵倉庫では従来、かつて40人近くの人員が必要だったところを、12人からのスタートで行えるほど省人化・省力化が可能となった。
鉄筋コンクリート造り3階建ての一部鉄骨造り。延べ床面積2万273平方m、敷地面積1万5514平方m。冷蔵収容能力は2万4725トン。
◎関連リンク→ 横浜冷凍株式会社
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