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物流ニュース
中京陸運 健康経営優良法人を取得「従業員は財産」
2020年4月27日
中京陸運(鷹見正彦社長、愛知県名古屋市)はこのほど、健康経営優良法人認定制度で、「健康経営優良法人2020」の認定を取得した。
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した動きや日本健康会議がすすめる健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度で、優良法人を「見える化」することで、従業員や求職者および関係企業や金融機関などから、「健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、評価を受けることができる環境を整備することを目的としている。
医療法人中京クリニカルをグループに抱え、また鷹見社長は一般財団法人中京長寿医療研究推進財団の評価員を務めるなど、以前より健康への造詣も深かった同社。社内でも人間ドックの100%受診や、再検査のフォローなどで従業員向けの体調管理、疾病予防に力を注いできた。
「従業員は道具ではなく、財産」と、取材に応じた鷹見社長は迷いのない様子でそう語り、健康を軸とした様々なアプローチはあくまでも「従業員のため」との本質に言及。
さらに、「人財」という言葉を引き合いに出して、「人をいかに磨き上げて、自社の財(たから)としていくか。これからの企業には、そのための努力が必要」と力を込めると、上司と部下の関係性に加えて、若年層の考え方や社会通念の変化にも触れ、社内における柔軟性に富んだ人間関係構築の必要性を指摘した。
また、鷹見社長は健康経営についても所感を述べ、「イメージアップと全体の底上げ、雇用の促進にもつながる」と、運送業界内における同様の動きの広がりに期待。
一方で運転者職場環境良好度認証制度、通称「ホワイト経営」へのステップとしても有効な取り組みであるとの考えも示して、同認証制度を推進する県ト協労働委員会の委員長としての顔ものぞかせた。
◎関連リンク→ 中京陸運株式会社
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