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物流ニュース
メガソフト 営業支援ツール「物流倉庫3D」開発
2020年5月21日
物流倉庫の平面レイアウトから3Dイメージの作成まで、物流倉庫にかかわる営業支援ツールとして活用できる「物流倉庫3D」が開発された。開発したのは「使いやすさと信頼性」を追求するソフトウェア開発企業であるメガソフト(大阪市北区)。開発部の川田哲也氏(写真右)と広報室の西脇功氏(同左)に話を聞いた。
「ユーザーから、物流関係のソフトを作れないかという要望をいただいたのがソフト開発のきっかけ。倉庫のレイアウトができないかという話はかなり前からあり、昨年、ユーザーからカスタマイズしてソフトを使いたいという話もあり、営業マンが見積もりを出す際に簡単にレイアウトを見せたいという声をいただいた」という。「当社は基本的にはパッケージ売りで、カスタマイズして売るということはしないが、別の物流企業からも倉庫のレイアウトができないかという話があり、かなりのニーズがあるのではないかということで今回、物流倉庫3Dを開発することに至った」と説明する。
「開発にあたっては、物流企業からいろいろとトラックの種類やパレットの大きさなどを聞き、より現場に適したソフトを目指した」という同社。「レイアウトはもちろん、3Dもできる。当社は元々、子ども向けの3Dソフトを開発していたので、だれでも簡単に使えるソフトになっている。このソフトを使えば、打ち合わせやプレゼンで倉庫のことをまったく知らない方が同席しても、3Dイメージでわかりやすく提案することができる」。
「省人化のため、ロボットや機械を入れるため、レイアウトを変更したいという話もたくさん聞いた。そのような場合でも簡単に変更できる」とし、「大手から中小事業者まで、使い勝手のいいソフトとなっている。倉庫内作業者の効率的な動線確認や安全対策などのレイアウト変更も簡単にでき、作業者の働き方改革にも貢献する」と話す。
◎関連リンク→ メガソフト株式会社
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