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物流ニュース
日通 サントリー奥大山配送センターでAGF7台導入
2020年6月18日
日本通運はこのほど、山陰支店サントリー奥大山配送センター(鳥取県日野郡江府町)に磁気誘導方式の自動フォークリフト(AGF)7台を導入、稼働開始したことを発表。
同社は、札幌支店で同じ磁気誘導方式のAGFを2019年に導入しており、2020年に静岡県で導入したレーザー誘導方式のAGFに続く3例目となる。
今回導入のセンターでは、既存倉庫で実現可能な自動化技術を活用した作業省力化の検討をサントリーMONOZUKURIエキスパート(小嶋幸次社長)と共同で行い、入庫作業エリアにAGFを導入することで24時間完全自動化を実現可能と判断、18年度以降からAGF導入を前提に約3000坪の区画で保管レイアウト変更など準備を実施。AGFは転送された顧客の入庫データに基づき、段ボールをパレットに自動で積載する装置、パレタイザーから搬出される製品を入庫ロケーションに移動する作業を行う。今回の導入で約5人分の作業量を自動化できる見込み。
また、日本通運が所有する4つの物流センターの信託受益権をプロロジスが運営する特定目的会社に譲渡契約を締結したと発表。
譲渡は2021年3月期を予定しており、譲渡価格は500億円超となる見込み。
譲渡後は賃貸借契約を別途、契約締結し当該拠点は日本通運が引き続き使用する。
譲渡物件は次の通り。
溝ノ口物流センター(神奈川県川崎市)▽東日本医薬品センター(埼玉県久喜市)▽西日本医薬品センター(大阪府寝屋川市)▽九州医薬品センター(福岡県北九州市)
◎関連リンク→ 日本通運株式会社
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