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物流ニュース
OKAN プチ社食で安全に食事を
2020年6月30日
働く環境の向上を目的として「プチ社食」を提供しているOKAN(沢木恵太社長、東京都豊島区)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の緊急事態宣言を受けて、状況が大きく変化してきているという。「ウイルス対策を施した工場でおかず類の冷蔵品をつくり、契約先に配送する流れは同じだが、全社員がテレワーク化できず、出社せざるを得ない社員を抱える企業での導入が増えてきており、イレギュラー対応で忙しくなってきている」と話す。
プチ社食〝オフィスおかん〟は、社内に社員食堂を設置する条件が揃っていなかったり、そこまでの投資が難しかったりする企業でも、ミニ冷蔵庫とレンジを置く小さなスペースがあれば、健康的な冷蔵惣菜が1品100円で、豊富なメニューから好きな惣菜を選び、好きなタイミングで食べられるというサービス。
そのメニューはおふくろの味的なものが月替わりで提供され人気も高い。ただ本来は、社員食堂の代わりとするサービスなので、食堂を有する企業は対象外であったが、緊急事態宣言の発令で社員食堂を閉鎖したため、出社せざるを得ない社員が新型コロナウイルス対策を十分に考慮した環境下で食事ができるとして注目され、急きょの契約が増えている。
OKANでは「昼時はどうしても混雑しがちなコンビニに昼食を買いに行かなくてもよく、空いている時間に空いている場所で食事がとれる。今までは従業員満足度をあげるサービスだったが、現在では『命を守るため』のサービスとなっている」と語る。
◎関連リンク→ 株式会社おかん
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