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物流ニュース
オープンロジ WMSを提携外の倉庫にも提供 荷主の管理を統一
2020年6月11日
オープンロジ(東京都豊島区)は、複数の荷主を一元管理し、統一したオペレーションで対応できるWMS「OPENLOGI Platform Connect」を提携外の倉庫にも提供している。
同システムは、入出庫・在庫管理に加え、返品処理、未登録商品の処理、破損品の確認などのフローを定型化するもの。
事業責任者を務める相澤景介氏は、「当システムを通すことで、オペレーションやコミュニケーションの取り方が異なる多数の荷主の管理を統一できる」と胸を張る。
「当システムは、非常にシンプルで、現場からは高齢のパートからも『使いやすい』という声が寄せられている」と同氏。破損や「予定にない商品が届いた」といったイレギュラーフローも、システム上でのやり取りで完結できるという。「従来は、現場を管理するスタッフが電話で荷主に確認するなど、負担が大きかった。当システムでは、現場のパートさんがシステム上で荷主に報告があげられ、荷主からも指示が出せる」。
「特に好評なのが、海外配送との連携機能」とも。「インボイスなど、複雑さが難点だったが、国内配送と同様の感覚で発送できる」と説明する。
昨年10月から試験運用を開始していた同システム。同氏は、「想定通り、業務効率化のニーズにフィットすることがわかり、今年1月から本格的に提供を開始した」と語る。
「アナログで運用している企業や荷主ごとにシステムがバラバラという企業におすすめしたい」というが、「海外配送のために利用したい」など、「課題ごとにカバーできることも利点」と話す。「当システムはユーザーの声を反映し、常に成長していく。それを安価に、簡単に導入いただけることが強み」。
「フローを統一することで『悩まない物流』を実現したい」と目標を語る相澤氏。
「今後もユーザーとともにシステムを強化し、ともに作り上げていきたい」と未来を見据えていた。
◎関連リンク→ 株式会社オープンロジ
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