【山形】山形県トラック協会（熊澤貞二会長）では、山形県を本拠とするサッカークラブチームであるモンテディオ山形とスポンサー契約を結んでいる。スポンサー契約を開始したのは、モンテディオ山形がＪ１に昇格した２０１４年シーズン途中からだ。モンテディオ山形の試合に、山形ト協の看板を掲げるなど、サッカーファンにも協会ＰＲを行う。

　スポンサー契約は、山形ト協が天童市に事務所移転をしたことがきっかけとなった。同じく同市がホームグラウンドのモンテディオ山形に協賛することは、「地元貢献という意味を込めている」と担当者は話す。

　そのため、例年１０月のトラックの日に行われるイベントには、モンテディオ山形のマスコットキャラクターであるディーオやモンテスが参加。ディーオとのじゃんけん大会や、ビンゴ大会、サッカーボールをはじめとするグッズの販売を通し、モンテディオ山形のファンをはじめ、来場者にトラック協会をアピールできる場を作った。そうした努力もあり、トラックの日は、賑わいを増している。

　モンテディオ山形は新型コロナウイルス感染拡大防止のため休止していたが、このほど感染予防の対策を講じ、活動を再開した。これから徐々にもとの生活へ戻っていく中で、両者がサッカーの試合やトラックの日に相互をアピールできる日がやってくることが期待される。

◎関連リンク→　公益社団法人山形県トラック協会