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物流ニュース
コロナ手当と休業手当 SNS上で意見飛び交う
2020年6月20日
新型コロナウイルスの影響で、外出自粛やイベントの中止など、仕事が減ったドライバー、逆に休みが取れないほど忙しくなったドライバーなど様々だ。
SNS上では、「会社から特別手当や休業手当が支給されたかどうか」について多くの意見が飛び交った。
手当について多数を占めたのが、「特に何ももらえていない」という声。「仕事はバリバリ忙しいが、特別手当なんて夢のまた夢」「そんなものは全くなし」など。「そのようなありがたい手当はいただいておりませんが、お客様の『ありがとう』が今の自分の原動力」と、顧客からの感謝がうれしいという声も。「お金は何ももらっていないがマスクはもらった」という声も多く聞かれた。
一方で、「乗務員は危険手当として運行手当が10%アップ、その他日勤者には1万円を支給。欠勤者の補償については、何らかの手当を検討中」と書かれたプリントを見せてくれたのは、九州で食品を運ぶドライバー。「この緊急事態を社員一同一丸となって乗り越えましょう」というメッセージが添えられ、全社員に配られたという。
同ドライバーは、「止められない仕事なので、『会社と一緒に乗り越えていこう』と思えた。給料が増えてうれしいし、マスクや消毒液なども支給されたので助かっている」と喜びをあらわに。また、飲料を運ぶあるドライバーも、「特別手当とマスクと消毒液が支給された」という。
休業手当については、まだこれからという様子。「荷主の都合で早めに連休に入ったので休業手当をくれるという話は聞いている」「助成金を申請するみたいで、出勤扱いで何人かずつ休んでいる」など期待するドライバーも多い。中部地区で自動車部品を運んでいるドライバーは、「自分は幸い仕事が無くなっていないが、無くなった人には、日数分が公休扱いで9割の手当が出るとアナウンスされている」と説明。また、「給料は徐々に減っているが、生きていけないほどではないため、会社には感謝している」というドライバーも。
トラボックスが会員事業者向けに実施した「コロナウイルスの影響」についてのアンケート(179社が回答)では、「コロナウイルスに関係する補助金・助成金の活用を考えていますか?」の問いに対し、63.7%が「考えている」と回答。「特に考えていない」の36.3%を大幅に上回った。
ドライバーが安心して業務に従事できるようにするためにも、会社の対応や方針を説明する機会は必要といえる。
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私も社長から1万円もらいました。おそらくポケットマネー。正直、給料安いけど、頑張ろうと思うよね。
弊社はマスクが配られました。現金も欲しいですが、いまは仕事があるだけましかもしれません。
通常通り出勤を強いられてるスタッフには手当一切ないです。
子どもや家族を理由に在宅ワークになった人は在宅時の通信費として手当が出ているし、
顧客情報を扱う業務や電話対応・FAXなど自宅では出来ない。。。を理由に業務は格段に減ったのに給料は全額支給。従業員が多く在宅を人数調整で回している部署や曜日ごとに出勤の有無を決めている部署があり全社的にバラバラでルールが定まっていないので経理が交通費の計算の手が足りない。。。とのことで就社してない人の交通費も今まで通りの定期代で支給。。。通常出勤を言い渡されてる部署の人間との扱いの差が大きすぎてやってられない。。。